株式会社 サンワ興建

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『マイナス取引の衝撃』。

2019.03.03

全国で2例目となる、いわゆるマイナス取引、

建物付き市有地の売却の入札なんですが、

簡単に言えば、こういうことです、

使わない持っていても仕方ない売れない、

そういう市有地の処分をめぐり、

市側が解体費用負担するから、

それで落札して持っていってください的、

土地の評価額から解体費用を差し引いた、

入札価格は、マイナスになるという売買!?

北海道でも成立したというニュースです。

 

土地バブルという時代もありましたけれど、

今では、地方は特になんですが、

いわゆる眠ったまま活用されない土地、

こういうのが、あちこちにあります。

持ち続けることが赤字であったり問題、

であれば一時的な資金の持ち出しはあれども、

それでも、何とか活用してもらえれば、

行政としては、固定資産税がもらえる、

長期的にはプラスになると判断し、

こういうケースが、生まれるのです。

 

使わない土地、タダでいいから持っていって、

こういう話は、たまに聞きますが、

それを超えて、マイナスです。

禁断のマジックみたいな手法ですが、

こうした場合の不動産取得税だったり、

そもそも、これは売買契約になるのでしょうか?

勉強しておく必要がありますね。

 

本当はこのくらいの評価額がついてる土地、

でもその土地には使えない建物等が残っていて、

その分を値引きや負担してくれれば買ってくれる、

両者の思惑が一致すれば、取引は成立する、

あ、森〇学園問題を思い出してしまいました。

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