全国で2例目となる、いわゆるマイナス取引、
建物付き市有地の売却の入札なんですが、
簡単に言えば、こういうことです、
使わない持っていても仕方ない売れない、
そういう市有地の処分をめぐり、
市側が解体費用負担するから、
それで落札して持っていってください的、
土地の評価額から解体費用を差し引いた、
入札価格は、マイナスになるという売買!?
北海道でも成立したというニュースです。
土地バブルという時代もありましたけれど、
今では、地方は特になんですが、
いわゆる眠ったまま活用されない土地、
こういうのが、あちこちにあります。
持ち続けることが赤字であったり問題、
であれば一時的な資金の持ち出しはあれども、
それでも、何とか活用してもらえれば、
行政としては、固定資産税がもらえる、
長期的にはプラスになると判断し、
こういうケースが、生まれるのです。
使わない土地、タダでいいから持っていって、
こういう話は、たまに聞きますが、
それを超えて、マイナスです。
禁断のマジックみたいな手法ですが、
こうした場合の不動産取得税だったり、
そもそも、これは売買契約になるのでしょうか?
勉強しておく必要がありますね。
本当はこのくらいの評価額がついてる土地、
でもその土地には使えない建物等が残っていて、
その分を値引きや負担してくれれば買ってくれる、
両者の思惑が一致すれば、取引は成立する、
あ、森〇学園問題を思い出してしまいました。