日本全国を巻き込んだダンパー不正偽装、
これが採用されている公共施設や個人住宅など、
あちこちで怒りと不安が渦巻いている中で、
さらに、悲しい続報が出てしまいました。
今回大手のみならず、他社でも不正があったとか、
シェア最大の大手さんでも、認定をクリアするのは、
それは容易なものではなくて、結果不正に手を染めた、
また他社では厳しい条件をクリアするために結果不正を、
ダンパーに求められた性能と、事実施工されたモノの品質、
ダンパーへの印象は、実に悪くなってしまいました。
大地震以降、特に地震にダンパーは有効であると、
一気に需要過多手前みたいな流れになりました。
一般住宅でも、ダンパー採用が少しずつ増えました。
ダンパーバブルが生まれたとも言えるかもしれません。
まだ記憶に新しいですが、自動車業界でも、
これと似たようなことがありましたよね。
資格のない検査員が検査をして出荷したとか、
そんなずさんな実態が、一社だけではなく、
続々と数社で発覚したというアレです。
もちろん、しっかりと基準をクリアしたダンパー、
あると信じたいですし、あるはずです。
なければ、マジで大変です。
世界でも、日本は地震大国であり、
この分野に関しては、世界トップレベルの技術、
これが根底から揺らぎかねないという事態、
一刻も早い対応と沈静化が望まれます。