株式会社 サンワ興建

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『ブロック塀のお問い合わせについて』。

2018.06.28

大阪で起こった大地震による被害、

被災された方々は、いまだ不自由な生活です、

被害はもちろん、揺れの影響だけではなく、

マンション等の最上階貯水槽破裂による被害、

これもあちこちで起きていると聞きました。

多くの犠牲を生んでしまったわけですが、

特にニュースでも、ブロック塀が取り上げられております。

弊社にも、多数お問い合わせをいただいておりますので、

今日は、ブロック塀について解説します。

 

隣地との境界線をはっきりさせる、

家や庭と道路との境目を区切る、

様々な目的でブロック塀は用いられますが、

「塀の高さは、財の高さに比例する」

そう言われた時代もありました。

今は、建築基準法でしっかりと作られ方が明示されています。

昔は、規定はなく経験で作られていたブロック塀が多く、

これではいけないと、ターニングポイントとなったのが、

地震や台風など、各地で倒壊の事件が起こるようになってから。

それから、現在の規定となったのは、

平成12年建設省告示第1355号と言われています。

最低限守らなければならない規定が明示されたのです。

ということは、こういうことです。

お宅のブロック塀は、平成12年以降のブロック塀かどうか、

これがある意味大きなポイントになるのです。

平成12年以降のブロック塀は、しっかりとされている、

もしくは準じた内容になっていることがほとんどですが、

それ以前であれば、まず積めばよい的ブロック塀である、

そういうケースがあるということです。

 

大阪の小学校は、完全に基準外であったブロック塀、

そういうことだと言われていますよね。

ブロック塀のチェックポイントが、国交省にありました。

今では通学路を中心に、最優先で点検が行われていますが、

気になる方は、こちらをもとに自分でもチェックしてください。

高さと控え壁の間隔がポイントです。

鉄筋組みは、当たり前です。

(国交省より ブロック塀の点検チェックポイント)

 

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