昨今の核家族化や、若者文化の中で、
最もなくなったもしくはなくなりそうなのが、
漬物文化、秋田弁で言うがっこではないでしょうか?
子どもの頃は、当たり前に食卓にあったがっこ、
ええ、秋田県はがっこなしでは語れないです。
がっこは家庭の味、おふくろの味、いや婆さんの味です。
そんな我が家で、今最も高い支持を得ているのが、
「小林さんちの手造りがっこ(きゅうり漬)」です。
普段は漬物なんてまず食べない王子と姫も、
このきゅうりのがっこだけは、半端じゃなく食べます。
私は、もっと辛子のパンチが欲しいところですが、
これはこれでありな味です。
漬物は今や、買ってくる時代とも言われます。
何だか寂しいと思うのは、私だけでしょうか?
夏のきゅうりやなす漬け、冬のナタ漬けは別格、
個人的には、白菜漬けも捨てがたい。
その他、糠漬けや燻り系など、種類は様々ですが、
私は年に数回、自分用で漬物を作ります。
がっこは、守りたい子に伝えたい文化です。