『子どもの学力が下がる家の間取り』!?
2018.05.07
ここ数年、一気に市民権を得た、
いわゆるリビング階段の間取りですが、
実はその裏には、「子どもの教育のため」、
これが大きく影響していることは、
前からこのブログでも取り上げてきました。
このGWにも、ライブドアニュースで、
「子どもの学力が低下する家の間取り」として、
ドーンと載っていましたね。
リビング学習の提唱者、いわゆる蔭山メソッドとして、
近年、リビング学習の効果が大きく期待されました。
東大入学者の半数が、リビング学習経験者であったとか、
家族の団らんやコミュニケーションなどにもGOOD、
なおかつ、勉強もできるようになるという理論です。
リビング学習の重要性に、階段の位置が関係する、
最近では、リビング学習以上に階段の位置ばかり注目されます。
子ども部屋までの動線がリビングを通る場合と、
玄関から入ってすぐ階段→子ども部屋の場合、
後者の場合の家の子どもの偏差値が低い傾向、
今の時代は、それが明らかに見られるんだとか。
これは本当なのか!?
まあ、今の時代の生活トレンドとして、
これは確かに一理あるのかもですが、
我々や親の世代では、こんな家はまずないですし、
普通、リビング階段ではなく玄関に階段です。
じゃあ、我々以上の世代はみんな学力が低いのか、
そんなことは決してないですが、
子を持つ親の気持ちとしては、
やはり悪くなるより良くなる方が良いに決まっています。
今後さらにリビング階段に拍車がかかるのでしょうか?
そういう我が家も、もちろんリビング階段ですが、
これは風の通り道として、リビング階段を利用している、
いわゆるパッシブの原理によるものであり、
蔭山メソッドは、主たる理由ではありません。
というか、できる子はどこでもできる、
これが私の考え方であり、持論です。
でも、しっかりとリビング学習できるスペース、
当然です、用意しております。
家のせいにされたら、親はたまったもんじゃない。
しかし、環境を整えるのも、ある意味親の責務。
リビング階段にも、玄関に階段でも、
それぞれにメリットとデメリットがあります。
自分の家で、どちらを採用するかどうかは、
どのような暮らしをしたいのかでもあります。
階段の位置も重要なんでしょうが、
リビングダイニングの構成こそ、
子どもを伸ばす秘訣です。
困ったら、ご相談ください。