大谷選手投手が見た夢、
「プロの世界でも、投手と野手」
二刀流を実現しようとした彼を、
「プロの世界はそんなに甘くない」
「プロの世界を冒涜している」
一部で応援する側も少数ながらいましたが、
多くの解説者が疑問符をつけ、
その夢を、馬鹿げていると言いました。
即メジャーという道は、いったんあきらめましたが、
日本ハムという環境が、彼の夢を応援し、
その夢を実現させる道を与えました。
時間はかかりましたが、その夢は現実のものとなり、
日本のトップ級となった最高の状態で、
満を持して海を渡り、そして今メジャーで躍動しています。
大切なことは、大志を抱き、
それを成し遂げる技能と忍耐をもつことである。
ゲーテの言葉が非常に有名ですが、
大志は、一人で成し遂げられるものでもない、
それを理解でき、そして応援する仲間、
日本ハムには、それがありました。
これと能代と一緒にするのは無理があると言われそうですが、
私は、ある意味で同じではないかと思うのです。
能代の未来を語る時、能代の将来を想う時、
残念ながら、一部では不満や不安、閉塞感が漂っています。
しかしながら、能代の可能性を信じ、
大きな夢を実現させようとすること、
その手段や方法は、いろいろあるのかもしれませんが、
これまで能代が歩んできた道のりと流れは、
私は決して間違っていなかったと思っています。
今の時代は、本当に便利でありまして、
先日の公開討論会の様子も、ネットにフルでアップ、
噂には聞いておりましたが、やっぱり直接見ようと、
1時間ちょっと、見させていただきました。
ここ数日の、新聞等での掲載内容があまりにも偏重的と言うか、
完全なる印象操作ではとも、強く言われておりますが、
能代の未来を、次の世代への橋渡しを、
どれだけの夢と熱意と知恵を持って語ることができるか、
実は、この討論会に参加した人が、
「まったくかみ合っていなかった」
そう話していましたが、それは当然です。
やる前から、わかっていたことです。
差は明らかであり、技量やスケールが違いました。
今能代に求められているのは、それをしっかりと認識できる、
そうです、能代市民が試されているということです。
さあ、選挙が始まります。
能代の今後の夢を、笑うことなかれ。