若者が仕事がないと故郷を離れる中、
そういう中で、ひっそりと存在感を増す、
それが公務員系では最近多く見られる、
再任用制度というものではないでしょうか。
この制度は、国主導で進められているものであり、
別に私も、批判も何もないですが、
年金問題やら何やらが大きく影響していることは、
当然ながら誰だってわかることです。
人生再スタートでもないですが、
家族にとってみれば、良いことでしょう。
家でブラブラされるよりはよっぽど良い、
一日中顔を合わせたくないというマダムからは、
絶大な支持があると言われますし、
本人に、まだやる気と元気があれば、
これは何て素晴らしい制度とも言われます。
旦那に退職はない、そういう家が事実あるのです。
各自治体や公務員系の異動が新聞に載るたびに、
その再任用の数の多さに、びっくりします。
当然ながら、専門性や知識・経験をお持ちですので、
即戦力であり、貴重な人材であるわけですが、
かつての上司が、春から同職、
この人、去年まで校長先生だよとか、
この人、去年まで部長さんだよとか、
う~ん、現場はやりづらい!?
しかし、そこに隠されている、
若手や未経験を育てる余裕も時間もなく、
とりあえず再任用で乗り切るという流れは、
長い目で見れば、決して褒められたものではない、
それだけは、確かなんでしょうが。
昔から言われている、同じであれば若手、
その図式は、田舎ほどないという現実が、
さらに人口減少や高齢化に拍車をかける!?
再任用された方以外にメリットがあるのか、
そう言われれば、確かにドキッとしますけれど、
昔取った杵柄ってのは、こういう時大事ですね。
誰もが、再任用されるわけではない。
再任用された方々の4月からに、心からエールを。