目と耳を疑うようなニュースがありました。
大分県弁護士会が、同県北部の山間部集落で、
母親の介護のためUターンした男性が、
自治区への加入を認められないだけでなく、
いわゆる回覧板やその他配布物、
行事等の連絡すら拒絶されている状態を問題視、
いわゆる、平成の村八分状態で人権侵害にあたるとし、
自治区への是正勧告をしたというものです。
今、田舎は限界集落としてその存続すら危ぶまれている。
田舎へのUターンは、この上ない有難きことなのに、
どうして、こんなことが起こってしまうのでしょうか。
これが、田舎特有の部外者排除の動きであり、
なかなかコミュニティーの輪の中に入りづらい、
帰りたくても帰れない人たちを、さらに遠ざける、
非常に悲しい現実です。
確かに、郷に入りてはなんちょらで、
その土地土地の、昔ながらの慣習や掟、
そういう伝統的な部分は大事ですが、
今回も、こうなる前にトラブルがあったとか。
だからといって、全体で排除するなんてのは、
非常に悪質な虐めとも捉えることができ、
この悲劇の先には、最悪な結果しかない、
う~ん、我々の地域はどうなんでしょうか!?
非常に考えさせられる問題が多くある、
我が能代市はUターンには大歓迎で、
そして当然ながら、手厚く大寛容であってほしい、
実際のところ、どうなんでしょうか。