岐阜県大垣市で行われた、大垣観光協会主催、
「ロボフェスおおがき2017」で、
アトラクションとして飛んだドローンが、
突然バランスを崩して墜落し、観客が負傷したという、
非常に残念な事故が起こってしまいました。
100名ほどの観客の中に落ちたという現実、
ドローンが、凶器となってしまったこと、
同じドロナーとしては、心が痛みます。
会場周辺の気象条件等はどうだったのか、
早急な墜落原因の追究が待たれますが、
ドローンの許可承認を得ている人間であれば、
多数の人が集まる催しの上空で飛行しないこと、
無人飛行機から物を投下しないこと、
これは、ドローン飛行の基本中の基本であり、
もちろん、許可承認を得ていればこの限りに非ず、
この基本原則から外れた今回のケースの場合、
関係省庁へ、具体的にどのような許可承認を行ったのか、
当然ながら許可承認は得ていたようですが、
イベント主催側から委託を受けたドローン飛行者の、
その申請内容と許可承認内容、
これがすごく気になるところです。
推測するに、これは予想の範囲ですが、
ドローン飛行中の地上ポイントには、
人が立ち入ることのできない措置を取ること、
不測の事態に備え、地上ポイント周辺には、
それ相当の人員を配置すること、
お菓子を投下ということでしょうから、
通常より厳しく高度制限はかかっていたはず、
そしてお菓子自体の重さも制限されていたはず。
地上ポイント外にお菓子を投下するなんて、
ドローンの回転の遠心力でも使ったのか!?
このへんは、まったくわかりませんが、
事故は、立ち入り禁止ポイント外に落下したか、
もしくは立ち入り禁止ポイントに人が入ったのか。
流れたか、暴走したか!?
風か、電波干渉か、操縦ミスか!?
ドローンは、まだまだ認知度が低いですが、
注目度は、抜群に高いです。
きっと、このイベントの目玉企画であったこと、
本当に楽しみにしていた人は多いことでしょう。
ドローンの可能性が、この事故により今後狭まること、
これは、あってはならないですが、
もちろん、それ以上に、
事故だってあってはならないのです。
ケガをされた皆様の早期の回復をお祈りいたします。