中心市街地再構築の切り札として、
いわゆる旧北高跡地問題が、
どうしても能代駅前周辺では、
今後の大きなポイントとなりますが、
このほど、能代高校の移転誘致を、
能代商工会議所が提言するという、
ビックなニュースがありました。
能代駅と東能代駅という二枚看板、
昔から能代の玄関口はどちらにイニシアチブか、
能代の歴史の中で、延々と語られる話では、
これが最も失敗であったという意見もある、
いわゆる能代の街の分断化現象ですが、
今の時代になっても、いや今の時代だからこそ、
この問題が尾を引いているのかもしれません。
いずれにせよ、能代駅前の衰退化は、
まさに能代の現状を物語る姿であり、
地元民であっても、この寂しさには、
非常に危機感を抱きます。
活性化には、シンボルや象徴が必要であり、
そして、当然核となる場所が求められる。
でも、ふと思うことはですね、
旧能代高校は、その敷地の狭さから、
まあ現在の高塙に移転した経緯、
私はそういう歴史を学んだ記憶があるのですが、
今では、少子化だから間に合うということ!?
一方、東能代駅前だってですね、
まあ、昔から何もないわけですが、
こちらも、玄関口とは寂しい状況であります。
一つをやり遂げることだって難しいのに、
能代はこれからも二つを求めるのかどうか、
行政と、地元団体、そして住民、
地域すべてが円満に納得できる道とは、
う~ん、街づくりとは難しいものですね。