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『家づくりが変わる』!?
2016.10.23
家づくりが根本から変わるかもしれない、
そんな発表がありました。
パナソニックさんが、次世代型の透明ディスプレイTV、
これを2019年度に向け発売するとか。
厚さ3ミリ程度の透明のディスプレイは、やはり魅力です。
従来の家づくりでは、空間コンセプトの段階で、
どうしても、テレビ背面には壁を設けることが必須でした。
これによって現代に生まれたのが、LDK一直線の間取り、
奥様は、テレビを見ながら料理や家事がしたい、
だからキッチンからリビングまで見渡せる先に、テレビ、
これがいいぞとなり、市民権を持ったのです。
さあ、ではこの透明薄型ディスプレイで何が変わるのでしょうか?
リビングとダイニングの間に、透明薄型ディスプレイ、
そして、両面からそれぞれテレビが見られる、
そんな時代が、おそらく来ます、というか来てほしい。
奥様や子どもはダイニング側で、バラエティー番組、
ご主人はリビング側から、スポーツ番組やら歌番組、
同じ空間にいながら、それぞれの時間、それぞれのテレビ。
薄く透明だからできることが、可能性を感じさせます。
リビングにもダイニングにもテレビ、
今でもこうした家はたまにありますが、
どうしても、開口部と壁の問題で空間は大きく分かれます。
透明でなおかつ薄いとなれば、テレビは壁にというセオリーが崩れる、
となれば、空間構成が大きく様変わりする、
何だか、未来の暮らしのカタチが見えたような気がします。
棚の扉や、鏡がテレビ。
う~ん、すごい時代になりそうです。