週末のニュースに、ちょっと気になるものがありました。
はい、我が秋田県の話ですけれど、
日本で唯一、新築分譲マンションが着工されない県だったとか。
およそ6年ぶりに、このたび着工となるものだからニュースに。
う~ん、さみしい以外の何物でもない。
全国最速で進む人口減と高齢化により、
不動産業者さんも、躊躇すること数年。
秋田市内の中心部に一戸建てでなく、集合系を求めるニーズ、
これを見越して、これに応えるとのことです。
秋田の地方は、地方の中のさらに地方、
若者の流出、雇用の減少、そして限界集落へ。
地方を捨て、まだインフラが整備されている都市部へ、
この流れは、当然ながら起きているのです。
冬の雪が、さらにその動きを加速させる。
マンション建築を、すべて喜ばしいとは言えない、
厳しいかな、それが秋田の置かれた状況。
一戸建てを持て余すなんて、東京では考えられないでしょうが。