株式会社 サンワ興建

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『住宅政策の目玉』!?

2015.10.26

住宅政策に関する新しい試みが検討されているという、

今日のニュースについて、解説します。

子育て支援に向けた住宅政策の一環として、

簡単に言えば、親世代との同居を目的とした改修工事をしたら、

所得税や相続税を軽減する方向で検討に入ったとのこと。

世代間の助け合いで子育ての不安と負担を緩和、

出生率の低下に歯止めをかけるという大義名分で、

これをしようというものです。

さらに内容を見てみると、中途半端感がものすごくありありで、

住宅ローン控除との併用はできないとか、

所有する子または孫が中学生以下であるとか、

正直、効果が期待できるかと言えば…。

そもそも、核家族化社会主流の今の世の中で、

今から親と同居なんて言われても、田舎ですらほぼない、

だって主流は、最低でも近居ですから。

「できるなら 親と別居 親が金」

子育て負担の軽減のために、親と同居するなんて、

そんなにうまくいくものか、考えればわかりません!?

それができれば、世の中こうなってはいない。

「面倒は見てもらいたいが、同居となれば考える」

これが圧倒的多数ではないでしょうか!?

出生率の低下を真剣に考えていることはわかりますが、

大家族の暮らしは確かに憧れるし、メリットもありますが、

多世帯同居型は、なかなか賛同を得られない現在、

それでも同居にこだわるのならば、完全に失敗します。

近居も認めるのならば、意味あるけれど。

今では懐かしい、自治体の住まいづくり応援事業、

これの国版みたいなものの方が、圧倒的に恩恵があると思ってしまうのは、

私だけなんでしょうか!?

やらないよりは、やった方がいいことは多々ありますが、

皆さんは、どう思います!?

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