箱根山の大湧谷周辺で起こっている、火山性地震活動。
いわゆる、噴火寸前という状況の中、
警戒レベルが1から2に引き上げられました。
これにより、箱根観光は大打撃を受け、
宿泊キャンセルや観光中止が相次いでいるとか。
これに対し、政府やマスコミ、地元観光業界は、
風評被害防止というスタンスであの手この手を打っていますが、
ちょっと気になるんですよね。
風評被害とは、もともと根も葉もない噂の中、
正確に事実や情報が伝わらないことにより被害を被るケース、
最近では、東日本大震災での例が挙げられます。
放射性物質が検出されないのにもかかわらず、
ひとくくりで危ないんじゃないかみたいなことでの買い控え、
これは、間違いなく風評被害です。
これとは、私は違うんじゃないかと思うわけです。
どうも、ひっかかる。
だって、噴火寸前という兆候、間違いなく危険性があるという事実があり、
それを心配して人々は危険回避しているわけです、
噴火の可能性はないとなれば、もちろん話は別ですが、
これは、風評被害でも何でもない、
そう感じるのは、私だけなのでしょうか!?
難しいことは、言うつもりはない。
言葉って、難しいですね。
捉え方一つで、こうです。