現在進行中では、わからないことがある。
というか、むしろこの世の中というのは、
過ぎてからわかることの方が多いのかもしれない。
今日、久しぶりに思い出したのは、
「ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ」でした。
今も語り継がれる、伝説のスピーチですよね。
恥ずかしながら、当時はまったく理解できなかったわけですが、
「何だかすごい壮大な、そして奥の深い話だ」
特に第三の話は、猛烈にその凄さを感じたことは覚えています。
身内や親族のケース以外で、ここまでこの類の話について、
日常的に深く考えることはほぼないわけで、
でも、その当時の彼自らが発した言葉、
今ならば、当時よりわかるつもりです。
たとえ、それがあまりにも酷い現実であっても、
それを乗り越えなければいけないとき、
そこで、人の強さと大きさがわかるのだろう。
素晴らしい出会いであればこその、悲しい別れであろうけれど、
過ぎてからでは遅いのだけれど、どうしても過ぎてからわかることがある。
深いですね。