あれからもう二年半という月日が流れた現実。
いったい何がどう変わり、そしてどうなったのか。
私は直接自分の目で見ることができていないので、
報道される内容でしか、判断できない。
被災3県の仮設住宅入居が、まだ9割だそうです。
いっこうに進まない、復興への道。
新興住宅地の造成や、そこでの住宅の建設は、
圧倒的な人手不足と、手続き問題で難航している。
東京五輪が決定しました。
世の中はこれから、来たる2020年に向け、
急ピッチで東京の再開発が始まります。
今、被災地に入っている多くの業者さんや人手は、
東京へとシフトすることは、誰が考えてもわかること。
この二年半という過ぎた時間はもう戻らない。
失われた本来の目的を逸脱した復興予算も戻らない。
あまりにも大きな課題を突きつけられている中で、
チーム日本の真価が問われる。
これ以上の遅れはもう許されない。