いよいよその中身が明らかになりました。
来年4月の消費税増税に合わせた負担軽減策として、
住宅ローンを使って住宅を購入する人に対し、
最大で30万円を現金給付するというニュースです。
所得制限などがありますし、詳細はまた発表されるでしょうが、
最大で30万円では、どうなのという話です。
電卓で計算すれば、一目瞭然です。
増税前で税抜1600万円の住宅であれば、税込1680万円。
増税後で税抜1600万円の住宅であれば、税込1728万円。
差額48万円に対し、30万円給付でも、18万円の負担増ですよね。
増税後は、すべてが8パーセントにアップですので、
家を建てる際の負担はもっと増大することは、言わなくてもわかるでしょう。
ないよりはあったほうがいい、補助金や助成ですけれど、
仕組みとカラクリは、きちんと押さえておきましょう。
あくまでも、負担分還元措置策ではなく、負担の軽減措置策です。
つまりは、れっきとした負担増ということですから。