スタッフブログSTAFF BLOG
『今さらやめるとは…』。
言葉を失ったのは、私だけでしょうか!?
昨日の北羽新報さんの記事にありましたが、
私も前に触れた、あの計画がオジャンですってよ。
能代市が設置している地場産材活用住宅供給検討委員会、
いわゆる秋田スギをふんだんに使用した小規模モデル住宅、
今年は建設しないとのこと。
6月にも着工予定で進んでいたはず。
まあ、設計計画が大幅に広さが縮小されたわけで、
これはまさに予算が合わないことを露骨に露呈、
それでも、広さを縮小してやるとういうこと、
4月で確認していたはず…。
この地場産材活用という狙いは、非常に良いんですが、
耐力壁やら構造材やら、外壁材や床材、内装材、
これを全部秋田スギでやろうとすれば、とんでもなくコストアップ、
そんなのは、やる前からわかっている話です。
今さら金額がネックなんて、委員でなくてもそりゃ困惑します。
ということで、残念ながらこれからの秋田スギの活用のモデル、
これは見送りになったわけですので、しょうがないです、
たった一部ですが、我々がやります。
ええ、新モデルでね。
構造材は、やりません。
(満足できる供給体制が間に合いません)
耐力壁も、やりません。
(ラティスパネル耐力壁は魅力であったんですが…)
外壁でもないです。
(ウッドロングエコ、かっこいいんですがね…)
おっと、ここまでにしておきます。
それから、地場ではないハイセンスな仕上げですので、
今回は地場外産材で対応します。
早く地場でも商品化してくれりゃいいのにね。
いずれにせよ、木都能代復活への道は、
まだまだ厳しいという現実だけが浮き彫りになっている。
早くしないと、遅れる一方で、その先には淘汰、
待っていていいことなんてない。
そういうことですが。
それより、木の香り、木のぬくもりを私が求めるとは、意外でしょ!?
ええ、そんな一面も実はあるんです(笑)