GWなのに、寒い…。
GWなのに、桜が咲いてない…。
今年は異常です、間違いない。
そんな中、間違いない味を求め、
またまた、ようやく行ってきました。
前回は、まさかの食べ損ないでしたので、
今日はかなり気合を入れて向かいました。
そう、能代市二ツ井町の萬福さんへGO!!
ええ、もちろんこれは立派な仕事ですので。
入店時刻、11時15分。
すでに店内は満席、しかも立ち並びが私の前に4人…。
相変わらず、すごい人気です。
やはりタンタンメンと中華丼、これが人気のようですね。
どうして味噌を頼まないのか、私だけが変なのでしょうか!?
待っている間、またいろんな思いがこみ上げてくる。
子どものころの萬福さんの思い出。
中高学生のころの萬福さんの思い出。
大人になっての萬福さんの思い出。
そしてあの被災から、お店再開までの思い出。
再開後、前回の一杯の奇跡の思い出。
なんだか私の人生には、節目節目で萬福さんがあります。
前回の味は、正直ほとんど覚えてない。
ようやく萬福さんの味噌を食べられた、
それだけでよかった、感動で私の心は満たされた。
今回はじっくりと、そして客観的に食べることができました。
うまい、これまでで完成度が一番じゃないかと思うくらい、
今日の味は、完璧でしたね。
さらに私の中で、永久殿堂入りの上位ランクです。
七尾さんは、相変わらず職人技で鍋を振るっている。
そして何より、奥様が戻っている。
そう、これこそが萬福の姿であり、これが萬福なのだ。
無理はせずにと言いたいところですが、
お客さんの列が、そうはさせてくれない。
このお店に、たくさんの愛情が注ぎ込まれる。
次から次へと、絶えず人が入ってくる。
この間違いない味を求めて。
お店の姿は変わっても、変わらない。
変わったのは、むしろ歳を重ねた私だろう。
完食するのに、かなりの気合と根性を必要とする。
それでも、この心地良さを求めて、私はまた通う。