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『事情が変わる話』。
2013.03.24
これからの家づくりと、とても密接に関係するのが、
オール電化の今後の行く末だと思います。
すでに一部のお客様からも、いくらかお問い合わせがあります。
まあ、簡単に説明しますとこういうこと。
東日本大震災以降、国内では原発が稼動できず、
これまでの電力事情が、これまで通りにいかなくなるという構図、
それで電気料金が上がるというしくみなのですが、
家だってそう、オール電化と原発というのは、セットなんですよね。
深夜の安い電気料金という恩恵は、原発あってのもの。
その原発がNGなら、深夜割引なる優遇も当然NGとなってしまう。
電気料金の値上げというのは、そういうところからの話なのです。
これはかなり専門的な話にはなりますが、
そう遠くない先、新規の深夜マイコン割引契約は廃止されますし、
それから、電気使用量が大きい機器は、料金面で不利になる、
つまりCOPの高い機器が必須条件になってくるわけです。
これは今でもそう、ヒートポンプの採用がその例です。
蓄熱系から、ヒートポンプ系への流れがさらに加速します。
まだヒートポンプじゃなくてもいいではなくなるということです。
というか、まだヒートポンプじゃないって、
それはちょっとと思うわけですが…。
誤解のないように補足しておきますが、
これまでに家を建てられた方の深夜マイコン割引は継続です、
一定の経過措置期間の後で、いずれ新規の扱いがなくなるということですので。
詳しくは、電力会社さんのHPにも載っておりますが、
知っていなくてはいけない情報です。