最近の家づくりの風潮として、
間仕切りのない家づくりが、まあ主流なわけです。
部屋ごとの仕切りをなくし、オープンな空間を創りだす、
開放的な空間は、やはり人気ですから。
オープンな空間を否定するわけではありませんが、
壁と柱の重要性を今一度考えてもらいたい。
やればいいってもんじゃないってことです。
木造の場合は、どうしても限界ラインがあります。
ただ、この限界という解釈、そして許容範囲かどうかは、
実は会社によってばらつきます。
個人的には、必要最低限プラスαの壁と柱、
これは踏み入れてはならない聖域だと考えております。
「広く開放的だけど弱い」
これではいけないと思うから。
「自分だったらこれで建てるか」
そこはシビアに判断します。
柱と梁、そして壁のバランス、
これが大事ということです。
そう、壁はやはり多く、柱は通っている方がいい。
極論ですが、壁の使い方がうまい会社は、間違いはない。
そういうことです。