所属チームが決まらないという、最悪なスタート。
それでも、準備をし続けて、吉報を待った日々。
これまでの実績は申し分ないものの、
年俸や年齢からの老いなどが影響し、
どのチームも獲得には至らない。
そんな中、マイナー契約とはいえ、
彼にステージを用意したレイズというチーム。
すべてはメジャー昇格のために、練習と実戦で感覚を取り戻す。
そしてついにメジャー合流初戦であいさつ代わりのホームラン。
ドラマのようなストーリーに、心底しびれました。
はじめてとなる「35」の背番号も、
「師匠の番号を一ついただいた」とのコメント。
これです。
これだから、本物のスーパースターなのです。
プレーでの活躍はもちろんのこと、
その上、泣かせることをさらっと言ってのけるところに、
世の男はコロッとやられてしまうわけです。
ジャイアンツに帰ってきてほしいなと思ってましたけど、
やはり、世界のスターに今似合う舞台はメジャーなんだと、
改めて感じました。
日本球界のトップスターもすごいけれど、
今季からメジャーに挑戦したダルビッシュもすごいけれど、
やはり、本物のスーパースターは彼です。