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『某発言』。
2011.09.11
ここ数日、世間を大変にぎわせているニュースですが、
ついに某大臣が辞任となりました。
復興に向け、非常に責任ある立場の人間ですので、
仮に誰もがそう思っているとしても、事実そんな状態であることはわかっていても、
「死のまち」とか、大臣としては言っちゃいけませんよね。
そして、さらにドデンする、「放射能がうつる」とか、
被災地の皆様の感情を逆なでするような発言をしてはならないわけであり、
辞任は当然といえば当然です。
でも、ちょっと腑に落ちない部分もあります。
はい、この「放射能がうつる」的発言が、
いわゆる記者クラブとのオフレコ懇談での発言であったこと。
どうも、マスコミが誘導尋問というか、ひっかけた感がするのは私だけでしょうか。
「たぶん、煽ればこの大臣はまたやるぞ」的なアプローチがあったのでは。
得意ですからね、マスコミのみなさんは。
報道の自由とか、権利を振りかざした正義感でしゃしゃりでるの。
その一方、報道の義務に関しては、借りてきた猫よりおとなしくなる。
変わり身の早さは、世界トップレベルですよね(笑)
世の中には、もっときちんと伝えるべき事実がある。
フェアにいきましょうよってコメントしてた評論家、まったくその通りだ!
言葉は時として、非常に大きな刃となります。
人を傷つけることも、そして人をおとしめることだってある。
発言には十分に気をつけたいものです。
世の中は怖いですからね。