47年と7か月もの間、
拘束され続けたという、
袴田事件がついに決着します。
検察の控訴断念による、
無罪判決の確定により、
袴田さんの無実が、
正真正銘認められる、
でも、47年という年月は、
あまりにも、重い…。
補償金は最大で2億円超とか、
いや、金額の問題ではない。
人生を振り回された、
人生を奪われた、
なぜ、このようなことが、
起こってしまったのか、
二度とこのような悲劇は、
あってはならない。
家族と、そして支え続けた、
協力者の完全勝利ですが、
袴田さんのこれからが、
穏やかで、安らぎのある、
そういう日々であること、
切に願うばかりです。
お姉さんの踏ん張りに、
家族の強さと、絆の深さを、
本当に、涙なしには語れない。
検事総長の談話を見ましたが、
組織としてのプライドなのか、
「申し訳なく思う」以上の、
その先の言葉がなかったこと、
私は、やはり残念に思いますが、
これが精一杯なんでしょうと、
そう思うこととする。