大阪万博をめぐるゴタゴタ、
ここに来て、あるお方の発言、
関西経済連合会会長ですけど、
いわゆる建設会社や建設業界が、
万博に協力的じゃないとして、
「建設会社はけしからん。
万博を成功させようというコメントは
どこにもない。」
「ナショナルプロジェクトの万博を、
成功させるため、
最大限の努力をするとくらい、
コメントしてらどうか」
なんて感じの発言をしたとか。
言うよね~。
はい、はっきり言いますけど、
やりたい側と、やりたくない側、
ここに来て、大分裂です。
そもそも、この万博は、
あまりにも無理難題が多く、
危険だと言われていたわけです。
予算だって、天文学的に膨れ上がって、
もはや当初の計画なんてのは、
どっかに吹っ飛んでます。
建設会社や建設業界だって、
別に悪者なわけじゃなくて、
日本の国家的プロジェクト、
それに近い万博をですね、
応援しよう支えようって、
通常であれば、そうなります。
ええ、通常であればね。
しかしこの万博、
詳しくは知らんけど、
通常じゃないそうで、
工期はない、
予算はない、
危険やリスクしかない、
そして責任だけ重い、
やるだけやって、感謝もされない、
そんなの、どこもやらんわな。
けしからんって言われたって、
いえいえ、ダメなものはダメ、
はい、無理なものは無理、
建設会社や建設業界が、
そういう意思表示をしただけです。
何が悪い!?
赤字を引き受けろと!?
そして責任をも負えと!?
万博よりも、能登復興、
建設業界は、今こそいち早く、
その方針を強く打ち出すべき。
いらんもんは、いらんのです。
万博は中止でもいいですが、
それも厳しいでしょうから延期。
能登復興後にやったらいい。
この万博、かなりキナ臭いとか、
どうしてもやりたい理由、
能登復興を押しのけてまで、
その理由は何ですか?
私には、理解できない。