能代市がこのほど発表した、
部活動地域移行推進計画、
いわゆる中学校の部活動について、
衝撃的な数字を見ました。
能代市HPから見ることできますけど、
この資料の、令和5年時点では、
能代市の中学校生徒数が1014人、
これはおそらく、1~3年全カウント、
そのうち、令和5年10月末時点で、
はい、3年生を引いてということか、
部活動に加入している生徒が651人です。
その内訳は、以下の通り。
ま、マジか…。
能代市内の中学野球っ子が、
六中全部で、たった45人、
ヤバすぎます。
噂には聞いておりましたが、
もはや自前単独チーム組めるのが、
奇跡のレベルなんです。
前に、中学校における部活動、
その意義についても、
学校と先生が担うべき、
私はそういう立場であったんですが、
この数字を見せられては、
残念ながら、地域クラブ化は、
もはや時代の流れでしょう。
どうしようも、ない。
野球の話ばかりになりますが、
1学年20人もいる強豪中学に、
これでどうやって勝つ!?
はい、いち早く地域クラブ化だ、
気持ちはそうなんですけど、
ただ、まだ1クラブチームでは、
人が逆に溢れてしまうわけで、
当面、じゃあ2クラブチーム!?
となれば、あの子この子の、
はい、獲り合い勃発で、
波風立ってしまう!?
そして、現実にはですね、
これの他にも、シニアもあり、
管外流出もとっくに起きている。
少子化により、子どもたちが、
悲しい思いをすることになる、
それだけは、絶対に阻止するために、
今後、何が求められるのか?
強烈なリーダーシップと
地域移行へのバックアップ、
そして、もめないルール化、
でも、単独でも人数いれば、
うちは自前でやりますからと、
足並み揃わないんですよね…。
理想と現実は、難しい。