このほど発表されました、
いわゆる郵便の値上げ改正案、
定形郵便封書が84円→110円、
普通はがきが63円→85円、
ちょっと尋常じゃない上げ幅です。
私、日本郵便の行く先は、
いったいどうなるんだろうかと、
マジで心配です。
少子化やデジタル化の波など、
郵便そもそもの取扱量が、
全盛期より減っているんだろうけれど、
民営化後初の赤字になったからって、
じゃあ、値上げですからって、
そんな簡単に言われてもんですね、
民営化が悪いわけではないでしょうが、
あまりにも、ひどくない?
ここ数年の迷走ぶりは、
目に余るものがありまして、
遅くなる、高くなる、使わなくなる、
完全に、このパターンです。
そして、値上げしてもですね、
黒字化にはほとんどならないとか、
そんな報道もありましたけど、
赤字解消が困難がずっと続けば、
じゃあ次に何が起こるのか?
全国各地僻地までカバーされた、
この郵便網ネットワークが、
採算悪いから閉めるとか、
こうなったら、もう手遅れです…。
郵便局の良さってのは、
地方の光であり、砦であるところ、
高齢者の郵便局信仰のすごさって、
やはり別格ですよね。
そして、土日も盆正月も関係ない、
それでも必ず届くのが、
何よりも、使いやすさや便利さが、
郵便の強さであったはず。
前島密さんが今の日本郵便を見たら、
きっと悲しむだろう。
このままでいいわけがない、
私は、そう思う。