粛々と執り行われた国葬、
今でも、賛否がありますが、
私は、やるべきであったのか、
やはり疑問に思ってますけれど、
それでも、この国葬で、
心がこんなにも揺さぶられる、
こうなるとは、思いませんでした。
菅前首相の弔辞が、
一つ一つのフレーズが、
あまりにも素晴らしく、
何度も読み返しています。
今年のダントツです。
故人を偲ぶ気持ち、
やるせなさと怒り、
尊い命が奪われた現実、
どうにもできないけれど、
何よりこれまでの感謝の深さ、
ここまでストレートに、
本人はもとより、まわりにまで、
心に刺さるスピーチ、
本当に恐れ入りました。
かたりあひて…、
朝は来て、日は暮れていく。
今、我々がすべきは、
残された側として、
これからどうするのか、
大変重い重責ですが、
遺志を継ぎ、日本を豊かに、
そういう政治が行われること、
そういう世の中にしていくこと、
そうなれば、この国葬の意義は、
十分なものになるのではないでしょうか。