追う者と追われる者、
世代交代は世の常なんですが、
夢を追うがゆえに、犠牲にするもの、
並大抵の覚悟がなければ、できない、
現職の場合は、いろいろと難しいですね、
成功すれば、もちろんキャリアアップ、
しかし、失敗すればですね…、
現職の肩書はなくなり、いわゆる元職…、
そして追い求めたモノも手に入らない…、
それって、理にかなっているのかどうか、
夢を追う者の宿命とはいえども、
私であれば…、
あ、何の話かって?
もちろんボクシングの話ですよ?
王座統一戦に敗れた村田チャンプ、
もちろん、その挑戦はですね、
世界のトップであるがゆえの、
そして長年の憧れであり悲願、
この夢の舞台にまでたどり着いた、
その道程は、称賛以外ありません。
今の日本で、この階級で、
世界とわたり合えるって、
どれだけすごいことなのか、
日本ボクシング史上最高のビックマッチ、
それがすべてを物語る。
しかし相手が、強すぎた…。
残念な結果となった現実に、
今何を思うのでしょうか?
オリンピック金メダリストから、
プロ転向でついに世界チャンプ、
栄光の表舞台をずっと走ってきた、
失敗とは無縁で、生きてきた、
このダメージは、大きい。
まずは、ゆっくりと休んでほしい、
夢を追う者の宿命だけど、
有終の美っていうのは、
本当に難しいものだと、
改めて思います。
さらに上を目指したい気持ち、
それはわかるけれど、
現職で終わるのと、
夢追って敗れて終わるのと、
私には、後者は無理だ。
え、ボクシングの話ですよ?
何か、お間違えのないように。