アメリカのアカデミー賞で起きた、
まさかのビンタ事件ですが、
とっても気分が悪いというか、
自分だったら?
私はウィルに賛同したい派です。
もちろん、暴力は許されるものではない、
この点においては、ウィルは誤った、
しかし、その原因がですね、
愛する妻の容姿をネタにされ侮辱された、
大衆の面前で黙っていられるかという行動、
この点では、ウィルはこの瞬間世界で一番、
カッコ良かったのではないか。
良い意味でだよという、あの発言にも、
私はまったくついていけない。
とても胸ピー悪い!
アメリカンジョークなんて、
この世から消えてなくなってよし!
というか、アカデミー賞って、
ガラ悪くない?
いかなる暴力も容認しないって、
言葉の暴力は、どうなのさって話。
ところで、これなんですが、
近年のいじめの構図にも近いものがあり、
実にわかりやすいと感じるのです。
いじめる側は、いじめとは認識しておらず、
シャレでは済まないほどの、暴言レベルも、
単なる冗談ジョークだよと言う、
いじめられた側は、言葉の暴力ほどキツい、
心が深く傷つけられ、ついに手を出す、
口は災いの元的な、悲しい悲劇ですが、
言葉の刃という暴力と、ビンタという暴力、
じゃあ、どっちが悪いのか?という話。
昔って、こういう時に手を出すのは、
本当はいけないことなんだけど、
でも許容された時代がありました。
いわゆる喧嘩両成敗ってヤツね、
いじめる側は、それにより、
誤りをしっかり認知したのです。
懐かしいよ、あの先生に、この先生、
昭和の名言、痛み分け!笑笑
しかしいつの頃からか、
手を出すのは絶対にダメ、暴力絶対反対、
世の中は、何があろうとこうなった、
どんなに正当防衛的でも、手を出せばアウト、
手を出した方が、悪いということになる。
心の痛みを、いじめる側が認識できない、
手を出せないことをしっているから、
エスカレートしたり、助長となり、
結果、バカにつける薬がなくなれば、
いじめは絶対になくならないのと、
むしろ、どんどん陰湿化しているような、
そんな気がするのです。
そんな時代を過ごした子どもが親になり…、
うん、今まさにこれだね。
令和の名言、それでもうちは悪くない!
人の容姿や悩みをネタにして、
結果その人が悲しむのであれば、
その発言は、許されるものではない、
でも、もちろん他人を傷つけるのはNGで、
世の中キレたら負けなんだけども、
それは時と場合ということもあるのでは、
少なくとも、私は我が子をそう育てたい、
大切な人をバカにされてまで、
黙っていろとは思わないタイプです。
だからダメなんでしょうか?
道徳の教材として、ものすごくGOOD、
今の子たちが、どう向き合うのか、
PTAで是非とも見てみたいっす、
いやいや、そんな夢を見る前に、
我が子の意見を聞いてみよう。
ウィルが悪いなんて言ったら、
性根叩き直すから!