株式会社 サンワ興建

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『一時代の終焉に思う』。

2021.03.02

先月末をもって閉店という、

バーニーズニューヨーク新宿店、

このニュースに、一時代の終焉、

言葉にならないやるせなさを、

感じずには、いられない。

 

能代市民で、バーニーズニューヨーク、

知っている人は、知っているでしょうけれど、

私のデビューは、まさに大学生の頃、

大学で出会った同郷の先輩に連れられ、

このバーニーズニューヨーク新宿店へ、

憧れとともに、強烈な印象を持ちました。

 

何せ、大学生の私には、

簡単には、手の届かないレベル、

ちょっとじゃない、かなり高い、

これが都会であり、大人なんだと、

それから私の目標は、

こういうモノを身に着ける、

そういう粋な大人になりたいなと、

いわゆる、ベンチマークになったお店です。

 

それから、私の中での新宿は、

特別なエリアになったのです。

すみません、都民ではなかったんですが、

マジで週1は最低でも新宿には顔を出す、

私の中で、東京と言えば新宿、

今でも、なんとなくそうです。

渋谷とか、興味ない。

 

まあ、ブランドというのはですね、

自己満足みたいなところもあるわけで、

その価値については、人ぞれぞれ。

しかし、今の世の中を見てみると、

どうなんでしょう。

いわゆる一昔前のあの憧れ、

高級車に乗り、高級時計、高級ブランド、

人は、ステータスを追い求め、

まわりも、それを良しとする、

少なくとも、こういう時代ではない。

 

豊かさや幸福度というのは、

人や時代によって、違うのですが、

今、高くても受け入れられるのは、

スマホくらいじゃないでしょうか?

 

間違いなく、今と昔、

どっちが夢があったのか、

どっちがドラマチックであったのか、

どっちがロマンがあったのか、

日本は、本当に豊かになったのか?

 

百貨店やこうしたハイブランドの終焉、

それに代わる、ファスト系の台頭と認知、

こういう時代に、誰がしたんでしょうね。

何より、ギラギラ感が足りなくないですか?

 

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