先月末をもって閉店という、
バーニーズニューヨーク新宿店、
このニュースに、一時代の終焉、
言葉にならないやるせなさを、
感じずには、いられない。
能代市民で、バーニーズニューヨーク、
知っている人は、知っているでしょうけれど、
私のデビューは、まさに大学生の頃、
大学で出会った同郷の先輩に連れられ、
このバーニーズニューヨーク新宿店へ、
憧れとともに、強烈な印象を持ちました。
何せ、大学生の私には、
簡単には、手の届かないレベル、
ちょっとじゃない、かなり高い、
これが都会であり、大人なんだと、
それから私の目標は、
こういうモノを身に着ける、
そういう粋な大人になりたいなと、
いわゆる、ベンチマークになったお店です。
それから、私の中での新宿は、
特別なエリアになったのです。
すみません、都民ではなかったんですが、
マジで週1は最低でも新宿には顔を出す、
私の中で、東京と言えば新宿、
今でも、なんとなくそうです。
渋谷とか、興味ない。
まあ、ブランドというのはですね、
自己満足みたいなところもあるわけで、
その価値については、人ぞれぞれ。
しかし、今の世の中を見てみると、
どうなんでしょう。
いわゆる一昔前のあの憧れ、
高級車に乗り、高級時計、高級ブランド、
人は、ステータスを追い求め、
まわりも、それを良しとする、
少なくとも、こういう時代ではない。
豊かさや幸福度というのは、
人や時代によって、違うのですが、
今、高くても受け入れられるのは、
スマホくらいじゃないでしょうか?
間違いなく、今と昔、
どっちが夢があったのか、
どっちがドラマチックであったのか、
どっちがロマンがあったのか、
日本は、本当に豊かになったのか?
百貨店やこうしたハイブランドの終焉、
それに代わる、ファスト系の台頭と認知、
こういう時代に、誰がしたんでしょうね。
何より、ギラギラ感が足りなくないですか?