今回の暴風雪による被害の中で、
「オール電化も考え物」
そういう反応があったとのことです。
停電で電気がつかない、テレビが見れない、
IHが使えない、スマホが充電できない、
暖房も止まった、お風呂にも入れない、
生活が大混乱したことでしょうから、
もちろん、お気持ちはわかりますが、
では、オール電化だけが災害に弱いのか、
答えはまったくもって、NOです!
誤解のないように、解説しますが、
今回の強烈な寒波と暴風雪は、
自然災害の一つであり、天災です。
天災となれば、オール電化かどうか関係なく、
非常事態への備えが必要になるのです。
それをしていなかった人が、
「オール電化も考え物」
それは、非常時に備えるための、
知識不足や認識不足なのです。
我々の日常生活の中では、
電気はもはや切っても切れない、
最重要インフラなのです。
ガス系の給湯やコンロ、暖房、
灯油系の給湯や暖房、
これらだって、熱源が電気でないだけで、
着火や作動のためには、電気が必要、
オール電化じゃないと言っても、
ある意味では、電化なのです。
停電になると、ほぼすべてがアウト、
そこに、電化かどうかは関係ない。
停電への備えと、オール電化は、
別物と考えなければなりません。
そこをはき違えないように。
日常生活では、オール電化のメリット、
はい、光熱費の削減効果ですよね、
間違いなく、その恩恵は受けている、
それが、わずかな停電でダメとか、
そんな悲しいことは、言わないように。
広範囲による停電の復旧、
それぞれの時間差はあったものの、
東北電力さんの対応力の早さには、
いつも驚かされます。
日本の電気の復旧のスピードは、
間違いなく、世界一だと思う。
災害への備えで重要なのは、
カセットコンロ、非常用反射ストーブ、
情報収集のためのラジオや灯りです。
そして備蓄系の食料飲料もです。
災害への備えと、オール電化批判は違います。
それでも、「オール電化は考え物」ですか?