家づくりをしていると、気づくこと、
真面目な話、これが実に興味深い。
例えば、平屋。
西日本や九州は、圧倒的人気です。
私の知っている九州の会社さんでは、
今では全体棟数の3割を超えるとか。
我々も、年に数棟平屋はやりますが、
ここまででは、ない。
秋田県でも、実は地域性はある。
海岸沿いでは、瓦屋根、
これは耐久性の問題なんだろう。
内陸部になると、金属サイディング。
これは凍害対策ということか。
では、我々能代の地域性は?
ないようで、あります。
それは、地元ビルダー愛が強いこと。
大手ハウスメーカーさんは、
こぞって能代を、こう評します、
「能代だけは、地元志向が異常に強い」と。
事実、能代山本地域の着工件数を見ると、
もちろん大手さんも建てますが、
地元ビルダーの数と比較すると、
その差は、明らかです。
全県的に見ても、珍しいのです。
地域性という視点で見れば、
その地域を一番理解しているのは、
やはり、地元ビルダーです。
一生涯のお付き合いとなれば、
結果、地元ビルダーが選ばれるのも、
アフターメンテナンスを考えて、
これもある意味必然ですよね。
家づくりに見る地域性は、
もっとあるのかもしれません。