『県北では作付できない』!?
2020.05.28
2022年度の市場デビューを目指す、
秋田米の新品種である、「秋系821」、
県内での作付推奨地域が発表されましたが、
県南や中央の一部に限定されるという、
超ショッキングなニュースがありました。
我々能代山本をはじめとして、
県北は、一つも入ることができませんでした…。
このままでいけばですね、
県北では作付できないということです。
何があったのか?
私は農業関係者ではありませんので、
詳しいことは、わかりませんが、
現在、本当にうまいコメを作っている地域で、
この新品種を作付し、そして全国デビュー、
誰でもどこでも作付できるでは、
プレミアム感も、品質の安定も、
全体で図れないから、ダメ、
おそらく、そういうことなんだと思う。
あきたこまちの格付けを見れば、一目瞭然です。
県北は特Aを外すこと、もう10年です。
再度、とにかく特A奪取を目指すも、
もう長いこと返り咲きすらできない。
一方県南は、24年度から毎年特Aです。
中央の一部は、ひとめぼれで特Aとなっている。
今回の作付推奨地域はですね、
まさに、現時点での通信簿通りであり、
県が県内コメ作付等級をふるいにかけ、
選抜したカタチなのです。
特Aに戻れないことは、
こういう部分にも影響する。
県北の巻き返しに期待したい。
そして県北でも、秋系821新品種を、
絶対に売れるだろうコメなんですから、
最初から作れないでは、話にならない、
私は、そう思う。