世界的に活躍している日本人、
共通することとしては、
日本に良い印象を持っていないこと、
それで、日本で可能性を見出せずに世界に出る、
こういうことではないでしょうか。
アカデミー賞で二度目のメーキャップ賞、
カズ・ヒロさんのコメントが、
「日本の文化が嫌になってしまい~、
夢をかなえるのがむずかしいからだ」。
日本独特の、終身雇用制度や年功序列制度、
今では、だいぶなくなってきたわけですが、
世界から見ると、活躍の場が与えられる、
決してそういう土壌ではなかったこと、
だからこそ、優秀な人材こそ、
活躍の場を求め、世界に出たわけです。
その苦労と苦難は、どれだけだったか。
もちろん、日本にだって良いところはある。
日本でなければならないこともある。
でも、世界的に成功したスターから、
日本人であった人の口から、
日本に対するこのようなコメントが出ること、
私には、実に寂しく、悲しく思えます。
日本から、世界へ。
これは別に否定はしない。
でも、日本を嫌いになってほしくない。
日本の未来は、明るくあってほしい。