本日の午前中、市内某所を走っていると、
路肩で手を振っている人、発見。
東京から来たとのこと。
はい、地元民でも歩く道ではあまりない、
バス停があるわけでもない、コンビニも遠い。
はじめは、農作業者さんかと思ったんです。
でも、普段着だしバックパック。
スマホ片手に、どんだけ不安だったろうか。
晴天でしたが、あまり気の毒に思えたのと、
奥羽線の電車に乗りたいんだけれど、
なんと電車時間まで、あと10分弱しかない、
徒歩では、まず間に合わない距離です。
私この日この時間、軽トラでしたけれど、
ちょうど駅前通るので、助手席に乗ってもらいました。
わずか数分の会話だけでしたが、
残念ながら、数々通りゆく車は、
誰も止まってくれなかったそうです。
気持ちはわからないでもないですが、
随分と、世知辛い世の中ですこと。
それが普通!?
私は、そういうタイプではない。
秋田にいらした理由だったのか、
羽州街道をめぐっている中で、
結果、道に迷ってしまったそうです。
う~ん、どんだけ歩いたんだろう。
数人と話したけれど、言葉がわからない、
今回の秋田での印象でしょうけれど、
苦笑いしていらっしゃったのが印象的。
駅に着いてから、この東京のお客様は、
最高の笑顔で手を振ってくれていました。
私も急いでたので、見送りまではしませんでしたが、
無事に間に合って、よかった。
別に大したことしたわけでもないですが、
「人には優しく、困った時は助け合う」
祖母がよく言ってましたっけ。
この東京のお客様は、また来てくれるだろうか。