株式会社 サンワ興建

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『V2Hで自給自足生活』!?

2019.02.10

そう遠くない未来の暮らしのカタチ、

「V2H」なんてのは、その代表格と言えますが、

今日は、ガツンとこのV2Hについて解説します。

はい、めっちゃ勉強してきたので!

 

V2Hとは、「Vehicle to Home」の略語であり、

簡単に言えば、「車から家へ」ということ、

はい、車に蓄えられた電気を家で使う仕組みのことです。

いわゆる太陽光発電の2019年問題や、

震災や大規模自然災害等で非常時の備え、

「家で蓄電」が、注目されているわけですが、

その蓄電を車でという考え方です。

ここ数年の電気代の高騰対策としても、

アフターフィット対策としても、

むしろこれへの対策として、今後広まる、

非常時の備えと電気代を下げる究極の方法、

私なんかは、そう思うのですが、

「え、蓄電池じゃダメなの?」

そう思ったあなたは、なかなかです。

蓄電池じゃダメなわけではないですが、

蓄電池以上の暮らしができる、

これがV2Hだと思ってください。

 

では、V2Hを実現するために必要なモノ、

①電気自動車

②太陽光発電

③V2H機器

はい、この3つで構成することになります。

 

新築時に、太陽光発電を搭載した、

そういうお客様は、これから車を買う際に、

電気自動車を買えばいいのです。

すると、あと必要なのはV2H機器だけ。

そんなにハードルは高くないですね。

 

さて、なぜ蓄電池ではなく、電気自動車なのか?

ここが大きな分かれ道ですが、

まずは、蓄電容量の差です。

一般用蓄電池は、せいぜい数キロレベル、

デカくても、12キロレベルが精一杯、

金額知ったら、目ん玉飛び出ますよ!

これに対し、例えば日産リーフは40キロから、

その上だって、もう出てます。

蓄電容量の差は、比較になりません。

田舎ほど、車は必需品。

なきゃ、暮らせないですよね。

おっと、車を電気自動車にするだけで、

何ということでしょう、蓄電池は必要なくなる。

電気自動車のバッテリーの進歩が、

蓄電池の存在を消してしまったのです。

車は移動手段だけでなく、停まっていても使うモノへ、

もはや車の概念が変わります。

 

そして蓄電池は、蓄電容量も供給電力容量も小さい、

言ってみれば、小型発電機と同じレベルでしょうから、

専用コンセントで、そしてわずかしか使えないのに対し、

電気自動車とV2Hであれば、

家の中どこでも何でも、すべてを同時に使える、

この差は、大きい。

 

極めつけは、アフターフィット対策です。

売っても得にならなくなる太陽光発電を、

電気自動車に蓄電させ、その電気を家で使う、

するとですね、結果ガソリン代も、電気代も、

何と、かからなくなるじゃないですか。

やり方次第では、電気を買わなくても、

はい、自給自足も夢ではないのです。

 

車が移動手段だけでなく非常用電源になり、

もしもの時は、車の電気を家に送ります、

大容量を同時に使える安心さ、

電力のピークシフトにも貢献し、

電気代を下げたり使わなくできる、

自然エネルギーの活用で、環境にもGOOD、

マジで、良いことしか見当たらない!?

 

唯一、問題点があるとすれば、

電気自動車のラインナップがまだ少ない、

我が家はリーフではダメ、

そういうご家庭だってあるわけで、

この問題をクリアできるかどうか、

これが普及のポイントでしょうか。

 

私は、太陽光発電が別になくても、

このV2Hが、今後明確なメリットが出るのでは、

マジでそう思うんですよね。

であれば、世の中は一気に電気自動車化になる、

電気自動車とV2Hのコスト、

もちろん、これ次第もありますが。

 

蓄電池を買うのなら、電気自動車とV2H、

こういう選択肢があるということは、

しっかりと覚えておきましょう。

導入に興味がある方は、お問い合わせください。

 

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