株式会社 サンワ興建

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『柳麺多むら外旭川店』。

2018.02.02

能代以外の人が能代に来た時、

一番食べに行きたいラーメン屋さん、

はい、多むらさんですね。

今さらもはや、説明の必要なし、

秋田県民ならず、遠い県外からも注目される、

秋田のラーメン界の超革命児、

私は能代市民でありながら、

これまで一回も行っていませんでした。

なるべく早くにとは、ずっと思っていたんですが、

どれだけの月日が流れたことか…。

最近、コンビニで多むらさん監修も発売されています。

しかし、本家未体験で手を出すわけにはいかない、

「よし、今日こそ行こう」

能代ではなく、外旭川に行くところが、

まあ私らしいではないですか。

すごい期待とワクワク感を感じながら、入店。

もちろん、味噌チャーシュー×麺大盛りのオーダー。

はい、ドン。

この手は今、意識高い系と言われることが多いですが、

器から、そして配色や構成が、とてもモダンで上品です。

脂ギッシュなギトギトのガテン系とは、まさに対極でして、

ラーメン界の美少年イケ麺系とでも例えるべきか。

インスタ好きが好む、端正なフォルムでありながら、

しかし、味は繊細かつ凄みを感じるのです。

こだわりのスープだしに、上質な味噌とコーンの甘み。

焦がしネギ等のアクセントがまた、良い演出。

強く主張はしないけれど、深みを出すバター系の香り。

一杯の中で、配置構成ごとに味が変化するんです。

この手のラーメンは、混ぜるな絶対がセオリーです。

チャーシューも、嬉しい2種類の丁寧な仕事ぶり。

経験と実績、そしてセンスが醸し出す、至極の一杯ですね。

決してパンチはないけれど、そのマイルドさの裏にある、

最後は術中に完全にハマってしまう。

唯一注文をつけるなら、麺がやや柔らかいとか言う人がいるか。

まあこのへんは好みです、まったく問題ない。

今の若者に、ラーメンデートというのがあるかわかりませんが、

是非とも、女性と出かけたいお店です。

ラーメンは今、ファッショナブルさが求められているのか、

東京も、本当に意識高い系のオンパレードですからね。

名店のポイントは、意識高い×深みです。

能代と外旭川はまた違うと言うからには、

次こそ、能代にも行きましょう。

ジャンルは違えども、こういう高いセンスを感じるのは、

非常に刺激を受けますよね。

東京の経験ってのは、やはり強い。

一つ一つに、理由があるってのは、

やはり、重みが違います。

やや薀蓄を語り過ぎました。

食べてるこっちが試されている気がする、

そんな思いすらするラーメンです(笑)

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