株式会社 サンワ興建

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『あきたふるさと手作りCM』。

2017.12.12

あまり認知度は高くないなりにも、

毎年、各市町村がガチンコ勝負をする、

あきたふるさと手作りCMです。

私は毎年、チェックしています。

このほど、我が能代市が準グランプリ扱いなのか、

秋田銀行賞に輝いたというニュースです。

「木都能代を支えた食のおもてなし」というテーマ、

大変な名誉の中、書くことではないのかもしれませんが、

超個人的な感想ですので、批判は受け付けません。

考え方は、人それぞれ的感覚で読んでください。

初っ端の包丁やまな板、これが木都能代の代表作!?

天然秋田杉、いわゆる秋田材で潤ったことから、

東洋一の秋田と称され、その中心地であった能代、

そのイメージであれば、包丁やまな板では軽すぎる、

少し、気になったんですよね。

次の、能代の花火、嫁見祭り、金勇、能代七夕など、

これは今も能代を代表するオンパレードです、異論なし。

そして能代在住の外国人さんたちが食をPRしている、

はい、うまくまとめたというCMのように思えますが、

ちょ、ちょっと待ったと思ったのは、私だけでしょうか?

問題は、食のおもてなしの、この大事な食の部分なんです、

当然どれも、能代市内の飲食店の料理ですが、

でも、これが能代を代表する食材や料理なのかどうか、

見る人により、完全に意見がわかれるところでしょうね…。

チャーハン(!?)、ジャーマンポテト(!?)、

ユッケ(!?)、ステーキ(!?)、伊勢えび(!?)、

ラーメン、ハタハタ、サラダ(!?)、

華やかさというか、今風な感じはしますけれど、

これらの料理のどのへんに、能代らしさを感じれば良いのか、

私は、どこのお店の料理であるか、わかりますが、

能代でも、ごく一部が知っている、常連さんが好むメニュー、

これは、そう言われても仕方ない。

これらの料理と、「木都能代を支えた…」というタイトル、

木都能代全盛時代の料理ではないものがほとんどであり、

能代が、今後これらのお店のこのメニューを本気で看板に、

そしてこれらの料理が、今後の能代の町おこしならば、

「木都能代に来たら、この食のおもてなし」、であるべき。

なんて、素人が思った感想ですから、気にしないでください。

CM、よくできているんですよ。

この、本当に少ないCM時間の中で、

所々にキラリと光るセンス、何より情熱はあっぱれです。

ただ、能代を代表というより、わずか柳町に特化、

ここが、少し残念だったかと思うのです。

まあ、それだけ、能代の食は特徴がない、

そうなのか、いやそうではない!?

これも、あれも、そうだこれだって、

能代のおもてなしにふさわしい、そんな食とは、

こういう熱い議論が、能代には必要なのです。

前にも書きましたが、町おこしの近道は、

完全に、食です。

そこに一石を投じた、このCMの意義は大きい。

能代市HPで、どうぞご覧あれ。

しかし、PRってのは難しいですね。

そういう意味では、三種町のじゅんさいCM、

これはまさに、「THE 三種」ですよね。

映像がまた、美しい。

雨と沼、そして水とじゅんさいと、手。

すごく、クリエイティブですし、

ここまでジュンサイ一本にフォーカスする潔さ。

敵ながら、見事と言うしかない。

これに匹敵するだけの、能代の食とは。

これを創り上げるのが、能代の未来なのではないでしょうか。

このCM制作関係者の努力に、心より拍手を。

問題は、このバトンを誰が受け取るのかです。

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