家づくりで、お客様が悩むのは、
それは多岐にわたりますけれど、
その中でも、最後まで頑張ってもらいたいのが、
家具との色調や質感のバランスです。
最後の重要ポイントであり、これが完ぺきにマッチすれば、
本当に素晴らしい家になるのですが、
すべてのお客様が、ここまで気が回るとは、
実情は、なかなかうまくいかないのが現実なのです。
出来上がった家に合わせて、家具を選ぶパターンは、
質感と色のバランスとコストが合えば、マッチしますけれど、
世の中そんなにうまくいかないことの方が多いです。
良い家具は、高い。
そして種類が限られます。
ええ、そういうものです。
では、家具に合わせて家の色調を選ぶパターン、
こちらはまあ、前述よりは失敗は明らかに減ります。
こだわりたいなら、断然こっちです。
よく、TVでもありますけれど、
ものすごくこだわった感がある家なんだけれど、
どうもしっくり見えないのは、なぜか?
それは、明らかに家具とのバランスの悪さ、
そういう家が、残念ながらあるのです。
無垢のフロア、最高にかっこ良いのに、
ダイニングテーブルとのバランスが…。
モダン空間なのに、なぜにその家具を…?
別に海外製でなくても、いい。
しかし、チョイス一つなのです。
みなさん、家具って大事です。
家は一生モノ、家具も一生モノ。
色調と質感、両方は無理であれば、
最低限、質感は合わせた方がというのが私の持論です。