東海地方の病院で、インフルエンザ脳症から脳死と判定された、
まだわずかしか生きていない6歳未満の女児とその家族が、
日本臓器移植ネットワークを通じて、このほど臓器提供したというニュース、
ご両親の思いをつづった手紙が、言葉になりません。
子を持つ親として、自分だったらと考えると、
果たして同じことができるのだろうか、胸を打たれました。
残念ながら、日本はまだまだ臓器移植では遅れている。
これは倫理観からなのかどうか、非常に判断が難しいところですが、
日本では、今でも年間1万数千人が臓器提供を待っている現実。
それに対し、医療制度や受け入れ体制、何より国民の理解など、
世界から見れば、十分とは言えないんですって。
このニュースから、この問題がもう一度、
大きな流れや転換点になってほしいなと、
私なんかは、思いました。
「命は、繋ぐもの」
このご両親の強さに、私は泣いた。
石ころさんのあたりで、もうダメでした。