読売新聞社が主催する、第65回全国小中学校作文コンクール、
中学校文部科学大臣賞の作文が、話題となっています。
「夢の跡」という高田さんの作品ですが、
「父が、逮捕された」
ネットで要約文を見ることができますが、
実に衝撃的な内容となっています。
書いた本人と、それを指導した先生、
何より強い気持ちと決意があったことは、言うまでもない。
そしてこの作文をしっかりと評し、吸い上げた審査員側、
私は、胸が熱くなりました。
もはやこれは、作文というジャンルではなく、
ノンフィクション小説の部類です。
是非とも、原文80枚近くを読みたい。
彼女と彼女のご家族に突然に訪れた、非日常の世界。
そう、まるでTVの中の世界だと思っていたことが、
「まさか自分に襲いかかるとは」という現実、恐怖と葛藤。
いろんなことが、間髪入れずに襲ってくる毎日。
しかし、彼女とご家族は負けなかった。
そして、彼女のまわりには、よき理解者がいた。
「親子や親戚、まわりとの絆を感じることができる」
こんな言葉で、簡単に片づけられない。
これはですね、書籍化やドラマ化をお願いしたいレベルです。
いや、むしろ国語や道徳の教材にもってこいでは!?
久しぶりに、いいモノを見た。