実はかなり前から気になっていたことなんですが、
地方にとっての死活問題、厳しい中で収入をどう確保するか、
その手法は、まあいろいろあるのでしょうが、
ふるさと納税って、注目を集めていますよね。
まあ、秋田県内では大館市が圧倒的にすごい。
平成25年度ベースでは、1624件の2800万円超えです。
すごいとしか、言えませんね。
では、我が能代市はというとですね、
平成25年度ベースでは、18件の148万円ちょっと…。
では、能代と大館は、何が違うのか!?
故郷を想う心が、故郷を想う人の数が違うのか!?
いいえ、違います。
これは完全に特典の違いですね。
今や、ふるさと納税で注目されている自治体は、
寄付する側へのメリットを、ドーンと用意してるんですね。
モノにつられてでもいいじゃないか。
モノ目当てだって、いいじゃないか。
ギブアンドテイクですよ、持ちつ持たれつですよ!
越後屋さんとお代官様だって、やり取りしてますよ!
1万円の寄付で3000円分の特産品バックしても、7000円の収益ですよ。
やらない手はない。
ただ、問題が。
じゃあ、能代の特産品で何を用意する!?
何が喜ばれるのでしょうか!?
大館以上にインパクトのあるモノって!?
比内地鶏やきりたんぽ、まげわっぱ、その他、
これに対抗できる能代の逸品って!?
豚なんこつ!?ネギ!?
ここらへんが、実は能代の弱いところなんでしょう。
稲庭うどんは、能代じゃない。
ハタハタは、おっと、おとなりさんです。
能代発の、メジャーなモノって!?
まあ、考えればありそうなんですがね。
これが、能代の今後のムーブメントなんじゃないかと、
私は、思うわけです。
能代に育ち、わけあって能代を出て、でも能代に還元してくれる人は必ずいる。
もうちょっとわかりやすく、でも積極的な攻めが求められている。
能代は、そもそも特産品プレゼント制度があるのでしょうか!?
市のHPを見る限りでは、それすら、わかりません。
今の世の中、タダってわけにはいかないでしょうに。
遅れていることだけは、事実でしょう。