日本の各自治体が頭を悩ませる、
深刻な人口減少問題と若者の流出。
黙っているわけにはいかないのだろうけれど、
具体的な策が取れず、でもこのままでもいけないという葛藤。
こればかりは、非常に難しいわけですが、
静岡県富士市では、定住支援という試みを行っているわけです。
「富士市スミドキU40」という制度、
簡単に言えば、市外からの転入で、富士市に住宅を建てる世帯向けの、
まずは予算2000万円つけてやってみようという、現金給付支援です。
様々な条件はあれども、もちろん批判や意見は少なからずあれども、
実に切実でありながら、これ以上の効果が期待できるものは、
今のところ、他にはなかなかありません。
我が能代市には、残念ながらこういう制度はない。
こういう発想が、新しい議員さんからこそ出て欲しいと思うのは、
私だけではないはずです。
これまでではいけないなら、これまででは足りないなら、
なら、やらなければならない。
若者は宝、次世代は未来の強力な財産。
祭りが終われば、パーッといなくなるではいけないのです。