雪国という地域で暮らす以上、できないこと。
いわゆる、冬を念頭にプランニングをすれば、
フロートであったり、過度すぎるくらい意匠性を持たせたデザインは、
恐くてできません…。
よく、雑誌で出てくるような、
デコボコハウスであったり、
二階がドーンと迫り出しているような家、
これはこれで私は好きでもあるのですが、
こっちでは、デザインの限界がどうしてもあるわけです。
構造上、強度上では、できるのかもしれませんが、
どうも気持ちが向きません。
そもそも、自分だったらやらない家は、ご提案しない。
それが私のスタイルです。
デザインの限界を打ち破りたい、
これは常日頃から思っているのですが、
最近、少々自分自身が画一的になってきている気がします。
奇抜な家では決してないけれど、もっとスタイリッシュな都会的な印象を、
これからも強く打ち出していきたいですね。
中は毎回、攻めれているんですが。
問題は、外だ。