このたびの国民の意識調査で、
「土地と建物両方を所有したい」といういわゆる持家志向、
12年ぶりに、これが80パーセントを切ったようです。
その一方で、「貸家・賃貸でも構わない」が、
過去最高の12パーセントを超えたとか。
長期にわたる住宅ローンを組んで、
毎月の支払いをしながら生活していく、
「何のために家を建てるのか」、
「なぜ家を建てるのか」、
この意義が、人によって大きく異なる結果となっている現実です、
個人的には、かなり疑問を感じます。
都会であれ、地方であれ、私は同じだと思う。
一戸建てはやはり、家族の願いであり、
漢のプライドであり、奥様の憧れです。
家を建てることが、最終的なゴールではない。
家はすべてのスタートです。
毎日を過ごす空間であり、家族と語らう空間である。
いいときもあれば、大変なときもある。
でも、大切な家族と最高の空間での暮らし、
これ以上の贅沢は、ない。
もちろん、不動産取得税であったり、固定資産税であったり、
維持管理などのメンテナンスにお金がかかりますけれど、
雑草に悩まされますけれど、鳥のフンに悩みますけれど、
いいもんですよ、マイホームって。
これからますます、家を建てることが困難になっていく。
どうもそういう時代になりつつありますが、
人生の節目で、マイホームを持つということ、
簡単ではないけれど、そう決めたお客様を、
私はどこまでも応援したい。