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『能代モデル』。
実は密かに気になっていた話なんですが、
能代市が設置するアレの話です。
本日の北羽新報さんのトップに載ってましたね。
「地場産材活用住宅供給検討委員会」が進めている、
いわゆる能代モデル住宅です。
方向性がだいぶ見えてきましたね。
小規模平屋建てで、延べ床面積が9.6坪を予定とか。
う~ん、もうちょっと広ければね。
住宅部材として、ふんだんに秋田スギを盛り込み、
木都能代の復活を目指すこの試みは、実に様々な可能性を秘めております。
この企画、限られた予算でどれだけやれるのか、
これが一番の課題であり、そして難題です。
それでいて、この能代モデルがその後の木材業・林業の振興に与える影響は、
実に大きいと思います。
これはもう完全な余談ですが、ちょっとマジメな話でして、
個人的にもですね、秋田スギの活用について、プランがあります。
これを地元でやれれば商品化できればすごくいい的なアイディアがあります。
何より、若い世代にも確実に受け入れられると思っています。
本格和室でもOK、本格和室でなくてもOK、
何より洋風でもガツンとマッチし、その活用は無限大。
弊社では、前にも少し秋田スギ部材にトライしたことがあるんですが、
これはそんなレベルではないんです。
でも、これもれっきとした秋田スギなんですって感じです。
ただ、やれるかどうかなんですよね。
まあ、既製品としてメーカーさんが商品化しているわけですから、
やってやれないことはないんでしょうが。
これが業界団体の皆様の目に止まるのならば、
一度、ちょっと真剣に語り合いたいものです。
商品化されれば、私は間違いなく採用するんですが。
残念ながら、今の能代にはこれが部材としてない。
これが悲しい現実。
いずれは、これを打破したいのです。
秋田スギの良さは、誰もが知るところ。
でも、単純に良いだけではいけない。
時代の変化に合わせ、秋田スギの姿も変わらなければ、
私はそう強く思うのです。
そう遠くない先に、私は秋田スギのブームを起こしたい。
結構本気ですけれど。