しかし世の中にはいろんな川柳があるもんだ。
本日は、TOTOさんのトイレ川柳の話です。
第8回トイレ川柳の大賞や入賞作品が発表されました。
大賞は、「生涯の 決断だって するトイレ」
う~ん、シュールな作品です。
トイレ自体がきれいで過ごしやすく、昔みたいにマイナスのイメージがない、
だからこそ人生をも左右する決断ごとを考える、そんな空間になっているトイレ、
昨今のトイレの姿を、うまく表現した一句ですね。
個人的には、優秀賞のこの作品、
「トイレ開く その都度祖父が ほぉーと言う」
これが好きですね。
今ではもはや、自動開閉のトイレが珍しくなくなりました。
勝手に開いて、勝手に水が流れる、
トイレはもはや、最新技術の結晶です。
昔のような〇ットンなんて、今の子どもは知らないし、
そんなトイレでは、したくてもしないんですって。
そんでまた、最新のトイレで育った子どもなんて、
学校のトイレ(和式)すら嫌がるとか。
これは正直、結構な問題ですよね。
生きていく力は、トイレにも大きく影響する。
清潔で快適なトイレはもちろんいいけれども、
そんなトイレじゃない場合にもたくましく用を足せる、
それが大事なこと。
そんなことを言いながら、今ではウォシュレットなしでは
絶対に生きていけないのが私ですが。
慣れって、本当に人を退化させダメにする原因です…。