株式会社 サンワ興建

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『老害と言われても』。

2024.11.14

賛否が真っ二つに割れている、

ポスティングシステムを利用して、

大リーグに挑戦することを表明した、

ロッテのS投手ですけど、

いわゆる25歳問題を無視した、

己の夢を最後まで最優先したと、

今回のこの言われように対して、

みなさんはどう感じるでしょうか。

 

MLBでは、25歳未満の海外選手は、

マイナー契約しか結べないルール、

はっきり言って、日本側は、

カネにならねぇんだわって話、

なので、日本のプロ野球の世界では、

日本選手は25歳まで日本でプレー、

そしてその時がちゃんと来れば、

メジャー挑戦を許可してきた歴史、

そのかわり、その時には球団に、

チームを去り夢を追う対価としての、

多額の譲渡金を残して恩義をと、

これが球団に対しての道義であると、

これまでも、誰もがそうしてきたのです。

 

S投手は、23歳、

普通であれば、あと2年待てば、

堂々と、これまでの慣習通りに、

まわりにも、あれこれ言われず、

胸を張って行けたのに…。

 

世紀の大不義理だと、

そういう意見が強い一方で、

今の時代、夢を追う本人の意向が、

どこまでも優先されるべきで、

まわり特に老害は黙ってろ的な、

そういう意見もあるのです。

 

はい、例え老害と言われても、

ごめん、私は、THE 昭和人間、

当然の、世紀の不義理に一票。

 

はっきり言います。

S投手は高校時代から、

素材と才能は誰もが認めるところ、

そこに異論はないけれど、

特別視されすぎてきた。

誰もが、いじること壊すことを恐れた、

プロの世界に入ってからも、

それは残念ながら続いたのです。

 

んで、何かあれば痛いとか違和感、

登板回避って、毎回ですよ、

彼の逃げの姿勢は有名です。

現に今の今までですね、

日本プロ野球の世界でも、

まともに1年通して投げられたこと、

私の記憶では、ありません。

規定投球回数に達したこと、

ないはずです。

 

ロッテは、当時どんな契約して、

このガラスの王子を迎え入れたのか、

我々は知る由もないですが、

おそらく、5年待てばとかの、

最短でのメジャー挑戦密約が、

当初からあったんだと、

普通は、そう思うわけで。

異常ですよね、やっぱ。

だから、私のロッテ熱は、

毎年冷めてしまってた。

 

この先、大リーグで、

通用するかどうかは、

別としてですけど、

彼の夢を心から応援できるか、

もちろん応援はしたいけど、

素直にとは…、思えない人、

多いのでは。

 

はい、大谷選手投手との差が、

もう、雲泥の差ですよね。

 

S投手よ、あなたはいったい、

ロッテで何を成し遂げたのか?

ええ、最速系スピード以外に、

実績は、何がある!?

もう2年。

個人タイトルとチームの優勝、

それから海を渡れと、

私が親なら、そう言います。

 

はい、だから老害!?

いや、恩義や道義ってのは、

絶対に忘れてはいけない、

何よりも大切なものであると、

個人の思いと同等以上それ以上に、

守られなければならないと、

私は、そう言われて育った。

いや、これが普通じゃね!?

 

真の成功者の絶対条件は、

やはり人間性の高さです。

私は、そう思う。

野球の神様は、甘くないぞ。

 

そして大リーグってところは、

自己犠牲で、自分よりチーム、

ケガや痛みを我慢してでも、

チームの勝利のために戦うのです。

 

あ、日本ではやらなかったけど、

大リーグではやるのか!?

であればなおさら、

興ざめですけど。

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