能代を代表する有名酒蔵、
喜〇水酒造さんのですね、
破産申し立てへという北羽さん記事、
ええ、我が目と耳を疑いましたが、
はい、また能代の顔が1つ…。
昭和から生きてる人間からすれば、
今のこのような能代の惨状を、
いったい誰が予想しようか的な、
あの栄華を誇った能代は、
今ではもう知る人の方が、
圧倒的に少数派となってしまった。
巷では、日本酒が再々ブームの中、
とは言うものの、一升瓶を囲み、
豪快に酒を酌み交わす風習が、
壊滅的に減っているわけで、
飲む機会も、飲む人も少ない、
伝統的なクラシックタイプは、
やはり苦戦どころの話じゃなく、
こうなってしまう運命であったのか!?
日本酒の未来は描けないのか?
いや、私はそうとは思わない。
事実、人気酒は欲しいし飲みたいし、
今こそ、次のステージなんだと思う。
キレやコクより、甘さやフルーティーさ、
そしてスパークリング系、ハイボール系、
邪道なのかもしれないけれども、
でも、極論的な話をすれば、
売れなければ勝負にならないわけで。
従来の日本酒をですね、
冒涜しているわけではない。
消費者がそれぞれに愉しむ選択肢を、
酒造側が提案できるのかどうか、
これまで通りでは、ダメだという、
そこに気づけるかって話。
クラフトサケなんて、その象徴ですが、
これまでにない作り方や飲み方を、
売り手が、それを拒否したら、
そこには未来はない。
日本酒でサムライハイボール、
このくらいの日本酒文化の変革、
そしてインバウンドでどれだけ飲まれるか、
まだまだできることはあると思う。