株式会社 サンワ興建

スタッフブログSTAFF BLOG

『また能代の顔が1つ…』。

2024.11.03

能代を代表する有名酒蔵、

喜〇水酒造さんのですね、

破産申し立てへという北羽さん記事、

ええ、我が目と耳を疑いましたが、

はい、また能代の顔が1つ…。

 

昭和から生きてる人間からすれば、

今のこのような能代の惨状を、

いったい誰が予想しようか的な、

あの栄華を誇った能代は、

今ではもう知る人の方が、

圧倒的に少数派となってしまった。

 

巷では、日本酒が再々ブームの中、

とは言うものの、一升瓶を囲み、

豪快に酒を酌み交わす風習が、

壊滅的に減っているわけで、

飲む機会も、飲む人も少ない、

伝統的なクラシックタイプは、

やはり苦戦どころの話じゃなく、

こうなってしまう運命であったのか!?

 

日本酒の未来は描けないのか?

いや、私はそうとは思わない。

事実、人気酒は欲しいし飲みたいし、

今こそ、次のステージなんだと思う。

キレやコクより、甘さやフルーティーさ、

そしてスパークリング系、ハイボール系、

邪道なのかもしれないけれども、

でも、極論的な話をすれば、

売れなければ勝負にならないわけで。

 

従来の日本酒をですね、

冒涜しているわけではない。

消費者がそれぞれに愉しむ選択肢を、

酒造側が提案できるのかどうか、

これまで通りでは、ダメだという、

そこに気づけるかって話。

クラフトサケなんて、その象徴ですが、

これまでにない作り方や飲み方を、

売り手が、それを拒否したら、

そこには未来はない。

 

日本酒でサムライハイボール、

このくらいの日本酒文化の変革、

そしてインバウンドでどれだけ飲まれるか、

まだまだできることはあると思う。

PAGE TOP